今回は、地球上で最も雨が多い場所ランキングベスト7をご紹介します。
世界中には、多雨地帯として知られる場所があります。
特に、年間を通じて大量の雨が降る地域は非常に珍しく、人々の興味を引く存在となっています。
これらの場所は、多雨な気候に適応した生態系を持ち、一部では世界的に希少な動植物が生息しています。
それでは、ランキングを見ていきましょう。
主要国の年間降水量
オーストラリア:150~750ミリ
南アフリカ:300~900ミリ
アメリカ:760ミリ
フランス:700~1,000ミリ
ロシア:400ミリ~1,500ミリ
中国:400~1,700ミリ
日本:1,500ミリ
ブラジル:1,700~2,400ミリ
7位 インド・チェラプンジ
チェラプンジはインド北東部のメーガラヤ州に位置し、年間降水量約11,777ミリと非常に雨が多いことで知られています。インド洋から吹く湿った風が、ヒマラヤ山脈の影響を受けて雨雲が発生しやすいため、雨が多く降ります。チェラプンジは、緑豊かな森林や滝などの観光スポットが多く、訪れる人々を魅了しています。
6位 コロンビア・キブド
キブドはコロンビアの太平洋沿岸に位置する街で、年間降水量約12,000ミリと非常に雨が多い地域です。キブドは赤道に近く、暖かい気温と高い湿度が雨の多い環境を生み出しています。キブドは熱帯雨林に囲まれた美しい景観が魅力で、観光客に人気です。
5位 ハワイ・マウナケア山
ハワイのマウナケア山は、年間降水量約12,205ミリと、雨が非常に多い場所です。マウナケア山の高い標高と独特の気候が、雨を引き寄せる要因となっています。マウナケア山は観光客に人気で、ハイキングや天文台訪問が楽しめます。
4位 フィリピン・バギオ
バギオはフィリピンのルソン島にある都市で、年間降水量約13,000ミリと雨が多い地域です。海からの湿った風が山にぶつかり、降水量が増えるため雨が多くなります。バギオは涼しい気候と美しい景観で観光客に人気で、ゴルフ場や公園が楽しめます。
3位 ニュージーランド・クロフォード山
クロフォード山はニュージーランド南島に位置し、年間降水量約13,400ミリと非常に雨が多い場所です。西から吹く湿った風が、南アルプス山脈にぶつかることで、上昇気流が発生し、雨が降りやすくなります。クロフォード山は、美しい山々や氷河が広がる景観で観光客を魅了し、ハイキングやスキーなどアウトドア活動が楽しめます。
2位 コロンビア・ロロイマ山
ロロイマ山はコロンビアとベネズエラの国境に位置し、年間降水量約17,000ミリと雨が非常に多い場所です。この地域は、高地に位置するため、雲が山の斜面に沿って上昇しやすく、大量の降水が発生します。ロロイマ山は、特徴的なテーブルマウンテンで知られており、登山やトレッキングが観光客に人気です。
1位 インドネシア・ムソーイ
ムソーイはインドネシアの西パプア州にある地域で、世界で最も雨が多い場所として知られています。年間降水量は約20,000ミリにも達し、驚異的な数値です。ムソーイは熱帯雨林に囲まれた地域で、暖かく湿った気候が雨の多い環境を生み出しています。ムソーイは、独特の生態系や絶滅危惧種を観察できる貴重な場所であり、生物学研究やエコツーリズムに訪れる人々がいます。
まとめ
いかがでしたか?世界で最も雨が多い場所ランキングベスト7をご紹介しました。これらの場所は、独特の自然や生態系が息づく、魅力的で美しいスポットです。ただし、雨が多い場所では、天候の変化に注意しながら観光する必要があります。それでも、これらの場所は自然の驚異を体感できる貴重な体験ができるでしょう。